「ベルリン・フィル12人のチェリストたち」11回目の来日公演実施! 【公演情報】
2010/07/06 12:52
「ベルリン・フィル12人のチェリストたち」11回目の来日公演実施!

7月4日(日)、東京赤坂のサントリーホールで、世界のTOPオーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のチェロ奏者全員で構成される「ベルリン・フィル12人のチェリストたち」が11回目の来日公演を行った。
「ばら色の人生」「パリの花」など、6月30日に発売したばかりのアルバム『ばら色の人生~パリへのオマージュ』収録曲を中心に、19世紀のパリを思わせる、哀愁と華やかな香りを漂わせた音楽を絶妙なアンサンブルで聴かせ、満場の聴衆を魅了した。この日のコンサートは、天皇、皇后両陛下も鑑賞された。彼らが両陛下の前で演奏するのは今回で9回目。最後のアンコール曲では、6年前に皇后陛下のピアノで共演した思い出の曲『白鳥(サン=サーンス作曲)』を披露。会場内は温かな空気に包まれた。この「ベルリン・フィル12人のチェリストたち」は1966年日本公演ツアー中、チェロカルテットがNHKなどで演奏をしたのをきっかけに活動を開始、1972年オーストリア放送協会の依頼により、ザルツブルクでクレンゲル作曲『讃歌』を演奏した際、「ベルリン・フィル12人のチェリストたち」を名乗り、正式に誕生した。そして、「ベルリン・フィル12人のチェリストたち」による最初の公演は早稲田大学大隈講堂で行われ、日本とはゆかりも深い。ベルリンの壁崩壊直後の1990年には、ワイツゼッカー大統領より天皇陛下への皇位継承のお祝いとして遣わされて御前演奏も行うなど、日本とドイツとの親善大使としても大きな役割を果たしている。
最高の演奏家たちが最強のチームワークにより奏でる絶妙のアンサンブルはドイツの伝統と気品を感じさせる唯一無二、世界最高の音楽で聴衆の心を潤してくれた。まさに『至福のひととき』とはこのことであるといっても過言ではない。それを象徴するかのように、会場では彼らのCDを求める人が殺到し、さらに12人全員が行ったサイン会にも300人を超える長蛇の列が出来た。
世界最高のソリストたちが30年以上に渡り、このようなグループを継承し続けられることはほとんど奇跡といえる。オーケストラとしての演奏では、ヴァイオリンなどに合わせ、低音パートを支える、「調和」を大切にするチェリストたちだからこそ実現する美しさと温かさが際立つ。コンサートはあと2公演。生演奏を楽しむのも良し、CDでその音楽に浸るのも良し、最高のアンサンブルは、あなたの心も調和してくれるに違いない。
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